今回は猫のフィラリア症についての非常にわかりやすい記事を見つけましたので、ご紹介したいと思います。
フィラリア症は主に犬科の動物に感染する病気で、蚊によって媒介され、寄生されると重篤な右心不全などを呈し命に係わる怖い病気です。
過去には予防されていない方も多く、検査で陽性になる症例も多く経験しました。
近年予防される方が増え、最近では陽性例の犬を見る機会もほとんどなくなってきました。
逆に猫のフィラリア症について近年研究も進み、クローズアップされてまいりました。
過去にはフィラリア症は犬科動物の感染症のため、猫では心配しなくてよい病気と思われてきました。
また猫は本来のフィラリアの宿主ではないため、感染しても多くが成虫まで成長することができず、少数感染である事が多いといわれています。
感染数が少ないが故に、犬で従来行われるエコー検査や血液検査などの検査方法での診断が非常に難しく、また感染で起こる症状も他の呼吸器疾患などとの鑑別が難しく、見逃されてきていた症例もかなりあるのでは?と思います。
近年、猫におけるフィラリア症の報告が増えてきています。その理由は、診断装置や診断方法の進歩のみならず、病気に対する認識が高まってきたためだと思われます。
最近の報告では10頭に1頭の猫がフィラリア幼虫に感染していた。
また感染例の4頭に1頭が室内猫とも報告されています。
2021年の報告では、北海道・東北・北陸地方の6都道府県で10症例の感染報告があり、北海道では札幌市・小樽市での感染事例がありました。
対岸の火事ではありませんね。
猫がフィラリアに感染すると非常に重篤な肺の急性炎症が起こり発咳や呼吸困難を呈することがあります。
また、まれではありますが寄生していた虫体の死滅などによる炎症や血栓栓塞症などにより突然死を起こすことがあると報告されています。
これらの確定診断が難しいため猫のフィラリア症は診断でなく、予防が非常に重要であるといわれています。
★最近ネット検索で、猫のフィラリア症に対する飼い主様向けの、非常にわかりやすい記事を発見しました。
ぜひ皆様も読んでいただき、猫のフィラリア症に対しての知識を得ていただきたいと思います。
『愛猫のための寄生虫対策!第3回』
「犬の病気」だと思っていませんか?猫も命を落とすことがあるフィラリア症の真実
猫のきもち WEBMAGAZINE
https://cat.benesse.ne.jp/withcat/content/?id=166623
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