この病気は2011年に初めて特定された、新しいウイルス(SFTSウイルス)に感染することによって引き起こされる病気で、ダニによって媒介されます。
主な症状は発熱と消化器症状で、重症化し死亡することもあります。
厚生労働省のホームページにも「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)に関するQ&A」が掲載されていますが、これを受け、小動物の医薬品メーカーも徐々に情報を発信するようになりました。
まだ疫学調査など、不明な点はありますが、下記のページなどをご参考にして下さい。

●バイエルさんのホームページ http://www.bayer-pet.jp/pet/special-madani/
●ノバルティスさん 「ビデオ:愛犬を襲うノミ・マダニの恐怖」
上記の情報を読んで戴ければよく判ると思いますが、山谷だけでなく身近な環境の中にもマダニは生息し、ペットに寄生する機会を狙っています。
またマダニは付着し血を吸うだけでなく、色々な病原菌を運ぶ媒介者でもあります。
病気をもらってしまうと、なかなか治療も面倒な病気ばかり。
ペットを守るためにもマダニ予防をお勧めします。

ここ数年、温暖化と開発の影響なんでしょうか?マダニが付着したとの事でご来院される方が非常に増えています。
例年4月、5月が多いのですが、今年は春が遅かったせいか?先週あたりから感染例が
増えてきました。
散歩後の体のチエックと定期予防を心がけましょう!
良い予防薬もありますので、動物病院にご相談ください。

【当院で除去したマダニ】
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