皆様、狂犬病予防注射やフィラリア予防は、もうお済みですか?
まだだ。という方は早めのご来院をお願い致します。
今年はGWから寒い日が多く、この夏は冷夏になるのか?
なんて心配していましたが、ここ数日真夏日で、夜も熱帯夜の日が続いています。
関東では熱中症のニュースが頻繁に報じられていますが、我が北海道も他人ごとではないようです。
特に愛犬・愛猫ちゃんたちは毛皮に覆われ体温調整が苦手な動物です。
くれぐれも熱中症にはご注意ください。
ここ数日夜も寝ないでウロウロしていた。
と仰る飼主さんが結構いらっしゃいます。
高温も関係していたのでは?と推測しています。
また日中の散歩も、この好天。
アスファルトはかなり熱くなり、パットの火傷や輻射熱の影響も充分注意する必要があります。
涼しい時間でのお散歩と、日中もこまめな給水に心がけてください。
話は変わりますが、ここしばらく性ホルモンの関与する病気の子の診療が何故か続きました。
不妊・去勢手術をしていれば・・・。
という患者様のお声も何度かお聞きしました。
という訳で、これから何回かに分けて性ホルモンの関与する病気について記載したいと思います。
今回はイントロダクション。
不妊・去勢のメリット、デメリットについて軽く書きたいと思います。
メリット
* 予期せぬ妊娠を予防
* 生殖器や性ホルモンの関係する病気になりづらくする。
<メスの場合>
子宮蓄膿症や子宮水腫に罹らなくなる。
卵巣や子宮の腫瘍の発生も予防出来る。
乳腺腫瘍の発生頻度も低下するという説もある。
膣腫瘍の発生が低下。
<オスの場合>
精巣腫瘍の発生の予防
潜在精巣の除去
肛門周囲腺腫の発生が低下
前立腺の病気(過形成・嚢胞・腫瘍)の発生が低下
会陰ヘルニアになりづらくなる。
(代表的な病気のみ記載しました。病気の詳細は次回以降に順次記載していきます)
デメリット
* 子供が作れなくなる。
* 太りやすくなる傾向がある。
* ごく、ごくマレに、ホルモン性尿失禁やホルモン性の皮膚炎が発生する場合がある。
上記のような病気は中高齢以降で発生することが多く、年齢が上がると手術に対するリスクも高くなります。
子供を取る予定がないのであれば、早めの避妊・去勢手術も有効だと思います。
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