と日記上げたまま、その後を記載していなかったので、患者様からその後どうですか?
とご心配戴くことがたくさんありました。
昨日オペ後3か月の定期健診に行ってきましたので、近況のご報告をいたします。
今回のレントゲンで骨折部もほぼ癒合しているとの診断を頂戴しました。
前回は関節後ろのあたりはまだ骨に隙間があり、その部位を触ると軽い痛みと指の腫れもあったのですがだいぶ改善をしました。
あとはかなり長期間固定していた関係で中指、薬指、小指に拘縮が残っていて若干可動域が制限されていますが、この3か月のリハビリで大分手として使えるように復活してきました。
引き続きリハビリを頑張り元の指の状態に近づけたいと思っています。
今回の骨折経過も長く、患者様からまだ治らないの?
とご質問されることも多く、ちょっと詳しい経緯をご説明したいと思います。
昨年11月に車のタイヤ交換をしていた際、十字レンチでホイールナットを外す際、固着したナットがあり力を入れて回す際にレンチで指をひっかけてしまい薬指が曲がってしまいました。
形状から骨折であるのは間違いなく、すぐ市内の整形外科を受診しギブスでの固定を行い経過を観察していました。
訳4週間後骨もだいぶついたのでギブスを外したのですが、指が曲がって変形治癒し、小指と薬指がクロスしてしまい拳を握ることや、5本指でものを握ることができないことがわかりました。
おかしいと思い自分の病院のレントゲンで撮影すると、かなり骨は回旋し一部骨がずれている状態ということがわかりました。
受診していた病院でも途中何度もレントゲンを撮影していたのですが・・・。
突き出た骨折面もよくわかりますね。
このままでは不具合が残ると判断し、札幌にある手の専門クリニックを受診。
治療法を相談しましたが、すでにほぼ骨が癒合して簡単に整復することは不可能なので、切開して癒合している骨を切断しプレートで整復するしかないとのことで、もう少し早く来てくれたら?
と言われてしましました。
最近ではなるべく早くからリハビリを開始し拘縮の予防をするとのことですが、長期間3本指を固定し続けたため、骨折していない左右の指にもかなり強い拘縮も併発している状況でした。
オペも3時間近くの大手術となり年末年始は大雪の中ほぼ休みは病院通いの毎日でした。
初期治療で治癒していればとっくに治癒し、拘縮も軽く済んだのでは?
と今も後悔しています。
今回転院での面倒な症例を見てくださり手術をしてくださった先生にはただ感謝しかないです。
そんな事情で約5か月間。
患者様の皆様には手術での休診や、手が使えないため診療でできないことも多くすごいご迷惑をおかけしたと思います。
事情説明という感じで今回の日記記載させていただきました。