2015年03月15日

眼が赤くなる病気

<目が赤い>


細菌性結膜炎.jpg
   結膜炎
   結膜とは瞼の裏や眼球の表面(白目)を覆う膜
   細菌やウィルス、アレルギーなどでこの膜に炎症がおこると白目が赤く
   なる。





出血2.jpg            
   出血
   目への打撲や外傷、目の中の血管が破れたり全身性の血液疾患による凝固
   異常などにより目の中に出血があると目が赤くなることがあります。









緑内障血管怒張.jpg
   緑内障による血管の怒張
   緑内障(眼の圧力が上昇する病気)により角膜表面は浮腫を起こし白濁し、
   眼圧上昇により目の表面の強膜の血管が圧迫され血管がうっ血。眼が赤く
   見える。









角膜潰瘍やブドウ膜炎・緑内障・眼内出血などの病気は重篤な病気で治療が遅れると失明の危険性が非常に高い疾患です。
治療方法も難しく、一筋縄ではいかないことも多いです。
おかしいな?と思ったらひとまず早目の動物病院への受診をお勧め致します。



今回3回に渡って主要な目の病気についてお話ししましたが、単純に目が赤い・眼が白いと言ってもその原因には様々なものがあることをご理解していただけたのではないでしょうか?


目の病気は今回ご紹介した前眼房までの病気としても、他にも色々な病気もあり、更に網膜や視神経などの病気もあります。


詳細な検査や外科的な治療では眼科専門医さんへのご紹介と治療が必要な場合もございます。
日々の変化に注意され、早めに異変に気付けるようになると良いですね。
今回の記載がその一助になればと思います。



画像: 千寿製薬株式会社 犬猫の目の病気パンフレット
    眼病カラーアトラス Inter Zoo  より参照


posted by kamiebetu at 11:48 | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月14日

眼が白くなる病気

白内障.jpg

  白内障
  遺伝・加齢・糖尿病など原因は色々ですが、水晶体(目のレンズ)が白濁した
  状態









角膜潰瘍.jpg

   角膜潰瘍
   角膜は目の一番前にある透明な膜ですが、外界と接しているため様々な
   刺激にさらされやすく炎症やアレルギー、傷などが起こりやすいです。
   この写真は重度の角膜潰瘍(角膜に傷が出来た状態)で潰瘍周囲の炎症
   により角膜が白く濁っています。






ブドウ膜炎.jpg
 
   ブドウ膜炎
   ブドウ膜は眼の中の虹彩(カメラで言う絞り)、毛様体、脈絡膜からなる、
   組織で何らかの原因でこの部位に炎症が起こるのをブドウ膜炎といいます。
   炎症の結果目の中の水(眼房水)が白く濁り目が白く見えることがあります。

 





角膜浮腫.jpg              

   角膜浮腫
   緑内障やウィルス感染、ブドウ膜炎などにより角膜の内皮細胞が障害を受け
   角膜が水を含んでむくんだ状態。浮腫の結果目が白く見える


            





ジストロフィー.jpg

   角膜ジストロフィー
   多くは遺伝的で、角膜表面に脂質やカルシウムなどが沈着し白くキラキラ
   光ったように見える。









眼が白くなると行っても上記のように様々な病気が考えられます。
よく観察すると白いと言ってもかなり違いがあるのがよく判ると思いますが、当然障害されている部位も異なりますので、治療法もそれぞれ違ってきます。

老年性の白内障や角膜ジストロフィーでは緊急性はありませんが、角膜潰瘍やブドウ膜炎、角膜浮腫などの疾患では治療が遅れると失明の危険性も出てまいります。

今回は病気の詳細や治療法は省略いたしますが、こういった疾患もあると知って頂けたら幸いです。

次回は「目が赤くなる病気」について記載いたします。



画像: 千寿製薬株式会社 犬猫の目の病気パンフレット
    眼病カラーアトラス Inter Zoo  より参照






posted by kamiebetu at 09:09 | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月13日

眼科疾患について

眼の仕組み.jpg



眼はカメラにも例えられますが、外部からの画像をとらえ脳に画像を送り物を見えるようにするという高度な働きをする重要な器官です。

また小さい器官の中にも角膜や光彩、水晶体や網膜、視神経と複雑な構造をしているため一見同じような症状でも原因により治療方法は様々で、治療が遅れると失明の危険性のある病気も多数あります。


動物病院に患者様が来院される際の多い理由として目が赤いとか目が白くなったという見た目の変化に気づかれてのご来院が多いですが、目が赤い場合は単純な結膜炎と思われ様子を見られたり、白くなってくると白内障で老化疾患なので仕方がないと諦められていて診断が遅れる場合も多くみられます。


一見目が赤いという場合も、単純な結膜炎からブドウ膜炎、緑内障、眼球内出血や打撲など原因は様々です。
眼が白くなる場合も老年性の白内障の場合以外にも、角膜炎や角膜潰瘍、ブドウ膜炎や緑内障など緊急性のある重篤な疾患が潜んでいる場合もございます。

今回は3回に分けて、簡単ですが、主要な目の病気についてお話ししたいと思います。
皆様に理解して頂きやすい様に、目が赤い病気・白くなる病気に分けて記載してみたいと思います。



画像: 千寿製薬株式会社 犬猫の目の病気パンフより---------------




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2015年03月11日

ペット動物の災害対策のご紹介

【3.11】東日本大震災から4年、被災地はまだまだ長い復興の道のりの途上。
ご不便な生活を続けたいる方が沢山いらっしゃいます。
1日も早く震災前の日常を取り戻せると良いですね。


今回の震災では日頃からの防災意識、避難訓練や津波防災教育の大切さが浮き彫りとなりました。
この教訓を決して忘れることのないよう日頃から家族で災害対策についてしっかりと考えていかないといけませんね。


災害が起こったときに最初に行うことは、もちろん飼い主自身や家族の安全確保ですが、ペットの安全確保についても、普段から考え備えておく必要があります。


環境省のホームページにペット動物の災害対策
「備えよう!いつもいっしょにいたいから」

が掲載されています。

非常によくまとまってわかり易い内容となっています。

3月11日の今日。ご家族皆ででペットの災害対策を考えてみてはいかがでしょうか?


環境省.JPG



posted by kamiebetu at 18:12 | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月04日

住宅建設

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長らく空き地になっていた当院の横の土地もようやく買い手がついたようで、これから古い建物を撤去。
整地をして、10棟の建売住宅が建つことになったそうです。


面積もかなり大きく、駅裏という事もあり、将来はマンションでも建つのでは?
なんて思っておりましたが、住宅地に決まりましたか。

しかし10棟は多いですね。新たな街が出来るっていう感じです。


昔はこの空地には古い木があり、アカゲラの夫妻が住んでいたんですが、空き地の整備などでいなくなっていました。
のどかな場所だったんですけどね。
これから大きく環境が変わりそうです。


5月までに工事車両の出入りが増え、当院横の道路への駐車にも影響がありそうです。
工事期間中は騒音も想定されますし・・・。

患者様の皆様にはご迷惑をおかけする事もあるかと思います。

大型車両の出入りも多そうです、ご来院の際には十分ご注意をして下さいね。




posted by kamiebetu at 18:40 | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする