あまねです☺️
お久しぶりです!
1月の期末試験が終わって春休みに入ったので、
病院の近況情報などアップしていきますね✨️
今年初めてのブログは、犬と猫の高血圧についてです。
高血圧と聞くと、人の病気であったり、犬や猫では血圧を測れないものだったりというイメージをお持ちの方も多いかもしれませんが、実は決して珍しい病気ではありません。
また、最近は犬や猫用の血圧機を上江別動物病院でも導入しており、1月からは本格的に診察に使用していく予定です。
今回は、検査の重要性と、考えられる主な原因・症状、そして検査の重要性をわかりやすくまとめてみました!
今回もできる限りわかりやすく伝わるように頑張ってまとめてみたので、是非最後まで読んでください☺️
そして、自分のワンちゃんネコちゃんのためだけでなく、
ペット仲間にも知識を広めていいてくださると、とても嬉しいです🌟
1. まず、高血圧とは?
犬や猫の高血圧とは、全身の動脈血圧が慢性的に高い状態を指します。
特に猫ではよく見られ、見逃されやすいが重篤な合併症を起こしやすい疾患です。
2. 検査の重要性
・初期はほとんど無症状のことが多い
・気づかないうちに眼・脳・腎臓・心臓などの重要臓器が障害される
・失明や神経症状など、不可逆的な障害につながることがある
このことから、以下のような動物では定期測定が特に重要だと考えています。
・高齢の犬、猫
・腎臓病、甲状腺機能亢進症、心疾患がある
・眼の異常や神経症状が見られる
3. 考えられる原因
@ 二次性高血圧(最も多い)
これは他の病気が原因で起こる高血圧です。
猫で多い原因
・慢性腎臓病
・甲状腺機能亢進症
犬で多い原因
・慢性腎臓病
・クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症)
・糖尿病
・心疾患
A 特発性(原発性)高血圧
・明確な原因が特定できないもの
・犬猫では比較的稀
4. 主な症状
初期
・ほとんど無症状
・元気、食欲に大きな変化が見られないことも多い
進行すると見られる症状(標的腎臓障害)
眼
・突然の視力低下
・網膜剥離、眼底出血
・瞳孔が開いたままになる
神経系
・ふらつき
・旋回運動
・けいれん
・意識障害
腎臓
・腎機能の悪化
・多飲多尿
・食欲低下、体重減少
心臓
・心肥大
・心不全の悪化
・呼吸が荒くなる
5. 高血圧の診断方法と定期検査の重要性
犬や猫の高血圧は、血圧を測らないとわかりません。
というのも、多くの場合、初期はほとんど症状が出ないからです。
動物病院では、専用の血圧計を使って前足雨や尻尾で測定します。
測っている様子は、人の血圧測定と少し似ていますよ☺️
ただ、病院が苦手な子はドキドキして血圧が上がることも・・・
そのため、
・落ち着いた環境で
・何回か測って平均を出す
といった工夫をしながら判断します。
どうしても緊張が解けない子は、奥の暗い部屋に移って測ったりもしています。
6. 血圧だけじゃない?一緒に行う検査
実は、高血圧で最初に異常が出やすいのが「目」なのです。
・急に見えなくなった
・家具にぶつかる
・物を目で追わなくなった
こんな症状がある場合、目の奥(網膜)に出血や剥離が起きていることもあります。
特に猫では、高血圧が原因で突然失明するケースも少なくありません。
その次に大切な検査は、「血液検査」と「尿検査」です。
これらは「なぜ血圧が高くなっているのか」を調べるために行います。
犬や猫の高血圧は、
・腎臓病
・猫では甲状腺の病気
・犬ではホルモンの病気
など、別の病気が原因になっていることがほとんどです。
やはり定期的な血液検査や尿検査で、体の中の状態をしっかりチェックすることが大切ですね!
ここで「定期検査ってどのくらいの頻度で行うべき?」と疑問が浮かびますよね。
その子その子に応じて院長が相談に乗りますが、大体の目安を記載しますね🐶😽
・7歳以上の犬猫:半年〜1年に1回
・腎臓病などの持病がある場合:3〜6ヶ月に1回
・高血圧と診断されて治療中:1〜2ヶ月に1回(安定後は調整)
飼い主さんが「ちょっと早いかな?」と思うくらいが、実はちょうど良い周期だったということも多いのです。
まとめると、血圧チェックは、未来を守る検査です!!
犬や猫の高血圧は、
・見た目ではわかりにくい
・でも放っておくと怖い
・早く見つければコントロールできる
そんな病気です。
定期的な血圧測定は、将来の失明や大きな病気を防ぐための大切な一歩。
シニア期に入ったら、是非一度、院長に相談してみてくださいね!
一緒に大切な家族を守りましょう!
ここまで読んでくださり、ありがとうございました✨
あまね
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